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自閉症のアーティスト吉崎莉菜(RINA)ちゃんとママ

2017.7.15
自閉症のりなちゃんとママが二人並んで撮影

国内外で絶賛される幻想的な絵画を描かれるアーティスト吉崎莉菜(RINA)ちゃんのママにこれまでの経緯や今の生活なども含めて様々なお話を伺わせていただきました。

莉菜ちゃん(RINA)が絵を描き始めたのは何歳ぐらいからですか?

チョークアートやアクリルでないのは3~4歳ぐらいからです。
私がチョークアートを始めた時、莉菜(RINA)が3歳くらいで描き始めていました。

1ヶ月前でも本人の中では「終わってる」という。最近描くスピードがすごいです。

絵を描くモチベーションが高くなったのは?

吉崎莉菜ちゃん(RINA)ちゃんが描く狼の絵

莉菜(RINA)が学校に行かなくなってからです。
小学5年生の時に、「学校に行くぞ!」となると蕁麻疹が出るようになった。学校を休んで皮膚科巡りをしました。
学校が嫌というのは小さい時から言っていました。
友達もいないしと。「内気な子かな?」と思っていました。
学校に行く時に蕁麻疹がでるなら、気持ち的なものじゃないの?と言って。

心療内科で診てもらったら、IQ診断をしてもらって、発達障害というものだと初めてわかった。
私は本当に気がついてなかったけど、気がつけてよかった。
育てにくいなーと思っていたことや、本を見て調べてみると発達障害の症状と莉菜(RINA)の症状がハマり、いろいろなことが腑に落ちました。

アーティスト吉崎莉菜(RINA)ちゃんのママが真剣にお話しされる姿

発達障害の難しいのは見た目が普通なんです。
他の人から見ると、「サボってるんじゃないの?」と思われて。
学校も泣く泣く行っていた。私たちもこれ以上勉強を遅らせたくないと思って行かせていたけど、無理させると二次障害で鬱等も発症する恐れがあるので、もうこれ以上無理させないように「莉菜(RINA)には学校は必要じゃない」と校長先生たちと話をし、学校に行かないことに決めました。

莉菜(RINA)は遠足でも、一人でお弁当を食べていた。
先生に「学校は4年生までの教育があれば大丈夫。莉菜ちゃん(RINA)が社会に出れるようにすることの方が大切。」と言われ心が軽くなりました。
週に2回、「チャイルドセンター」に出席している。最初は渋々だったが、徐々に一人で行けるようになりました。

短時間で結構色々ありました。学校のことなどが終わって、チャイルドセンター等も落ち着いてから絵を本格的に書くようになりました。
6月の誕生日に「アクリル絵の具」が欲しい。と言っていました。

昔から生き物や恐竜に興味があった。

すごく書くようになったのは、今年(2017年)に入ってからかな?と思っています。

2017年に入ってからは莉菜(RINA)の絵がブルー系が入って、雰囲気が変わった。

自閉症のアーティスト吉崎莉菜(RINA)ちゃんが描く青い猫の絵

「私にとって(莉菜ちゃん(RINA)にとって)、学校がなかったらずっと絵が描いてられるのに。」と言っていました。
学校に行っていた頃は、アトピーで痒さがあり、自宅で絵を描いていても痒くて集中ができなかった。
家族の理解や、皆様の温かい支援で描く環境が整ってから創作活動のスピードが上がりました。

莉菜ちゃん(RINA)の絵の題材は?どのようなところからインスピレーションを受けていますか?

自閉症のアーティスト吉崎莉菜ちゃん(RINA)が描く狼の絵

主にiPadを見てですね。
でも、書く時は見ながら書かないので、頭の中で想像しながら描いていると思います。

狼はもともと好きで、最近は猫も書くけど、猫はすきじゃないんです(笑)。

自宅でワンちゃん飼ってるけど描かないんですね(笑)?

自閉症のアーティスト吉崎莉菜ちゃん(RINA)が描く羽の中に星空がある絵

描かないですねー
どれが一番好き??と聞いても、「ない」っていうんです。
描いている時は「どお??」「いい感じ?」っと聞いてくるけれど、描き終えると「うーん、いまいち」と言っています。莉菜(RINA)の中で変化が早い感じです。
アクリル絵の具は上から絵の具を重ね塗りできるから、それも好きなのかもしれない。

絵のモチーフはしばらくは動物になりそうですか?

自閉症のアーティスト莉菜ちゃん(RINA)が描くクジラの中に星空がある絵

星空や宇宙の夜が好きみたいなんです。昔から深夜2時に起きてフィギュアで遊んでいたこともあった。
発達障害の子あるあるみたいなんですが、夜の方が活発になる人もいるみたいです。

遊園地嫌いだし、乗り物ダメで暑い時はいやみたいです。
痒いのもあり、海が好きだけど入るよりかは眺めるの方が好きですね。

一日何時間ぐらい絵を描きますか?

日によって違いますね。
描いていても、違うキャンパスを出してきて、違う絵を描き始めたり、粘土をやったりと興味がすぐにうつるんです。

こだわりも強くなったかもしれない。書けるようになったぶん、「これはやだ」「これはいい」などが出てくるようになった。

莉菜ちゃん(RINA)の発達障害がわかってから、お母さんが意識してきたことはありますか?

主治医の先生からのアドバイスも含めて、なんでも無理はさせない。言い方悪くなると、親バカだけど、「これ欲しい」と言われたら与えていました。
やりたい方向に促しています。

中学にも全然行っていない。月に一回くらいは、、、と思うけど、慎重に対応しています。
先生が学校でハムスターを飼ってくれて、「莉菜ちゃん(RINA)、ハムスターに餌だけやりにきて」と言ってくれた。「いいよ」と1ヶ月に1回は学校に行くようになりました。
新聞に載ったことや、莉菜(RINA)の絵を学校に飾ってくれたりと、学校が繋がりを作ってくれて、疎外感はないですね。
絵を描いていると、褒められることが多いということを実感していると思います。
絵を通して、繋がりを作っているのかもしれない。

吉崎莉菜ちゃん(RINA)がキラリアート展で受賞した絵

「きらりアート大賞」を受賞したことが、とても大きかったと思います。
審査員の画家の先生からもお手紙を頂きました。

色々と重なった。障がい者アート協会も含めて。
海外にFacebookで投げた時の反応もものすごくありました。
「吉崎莉菜(RINA)」と名前入りでたくさんのコメントをもらえました。

認められたということが大きかったと思います。
本人も大変喜んでいました。

主人(日系ブラジル人)も「莉菜は天才だね」とべた褒めしている。
吉崎莉菜ちゃん(RINA)のパパの似顔絵

障がい者アート協会に投稿して、前向きに取り組むようになった。

自分で描いた絵が、webサイトに載るっていうのが、とても嬉しいみたいです。
スマホケースなどBTOKさんでの商品化もとても喜んでいました。
吉崎莉菜ちゃん(RINA)の絵の商品化

意図的に喋らないのではなく、緘黙症(かんもくしょう)という症状があって、喋れないということをたまたまテレビで特集されていて、私たちも初めて気がつきました。

RINAちゃんは周りの理解やお母様の理解もあって絵も広がっていましすね。そうではなく、困っている親御さんたちもいると思いますが。。。

いますよ。新聞が出てからも、「実はうちの子も発達障害なんです」と連絡がきたことがありました。隠して生きていかないといけないと思っている・・・と言っていました。
普通学級に通わせていると。中には「普通?」からそれないように、変わってないように生活させることが大事と思っている人もいます。
私は学校なんて一つの通過点と学びました。
私も最初は抵抗感もありました。「お子さん不登校なんだ?」など言われ、世間体を気にしていた。受け入れるまで時間はかかりました。
絵の評価が出てきて「リナだってできるよ!!」という気持ちが出てきて、心のつかえが取れた。
莉菜(RINA)が成長することで、私も成長できたと思います。

「みんな莉菜ちゃん(RINA)みたいに絵で成功できるわけじゃないし・・・」と、言われたり。。。

学校も途中から支援学級に入ってくることがある。
「発達障害の診断書があるからと言って、支援学級に入れるわけではないんですよ」と言われました。

認定が下りないと、入れない。学校や医療関係、教育機関などの会議等々も必要で、またさらに県からの許可も必要なんです。
莉菜(RINA)は蕁麻疹という外傷的なものが出たからある意味よかった(緊急性があるという判断になって)と言われた。

障害のある人に「莉菜ちゃん(RINA)いいね」と言われることもある。
今までの段階があるから、いいわけではないけど、みんな違うし、本当に難しいですね。

逆に前向きのお母さんもいる。絵をやらせたいんだけど、と「いろんな画材を与えてみることもいいかもしれませんよ」とアドバイスしました。

吉崎莉菜ちゃん(RINA)が昔使っていた画材

コピックやるなら全色欲しい!など。しかし、しっくりこないとパタンとやめてしまいます。
画材は色々与えました。誕生日にキャンパスをあげたり、クリスマスもサンタさんに画材をお願いしていました。まだ信じているので(笑)
去年は一番いいアクリル絵の具をねだってきて、ちょっと悩みましたが購入しました。

動画を見てアートを描く技法を学んでいる。(ドライヤーで絵の具を飛ばしてみたりなど)
キャンパスじゃなくても描いたりしている。それか、はなちゃん(大好きな柴犬)と遊んでいるか。

与える画材のオススメはありますか?

人それぞれだと思います。だから、なるべく「欲しい」というものを与えて、「何かにあたるかな?」という感覚で(絵だけでなく)与えていました。
適当なものよりは、ちゃんとした画材の方がいいかな?と。その代わり、他のおもちゃを欲しがらないので、出費は抑えられました(笑)

読んでいただいて方で今悩まれている親御さんになにかメッセージはありますか?

RINAちゃんとママが二人並んで外で撮った写真

発達障害の方のつながりのfacebookページを見てみると、色々な症状の人がいるので、見ていて辛い時もある。
なんでこれできないの?と今まで行っていたことを言わなくなった。「これは脳のことだから」としょうがないよね。とRINAを理解するようになりました。
それまでは難しかった。全員の親が、診断がついたからって100%理解できるわけではないと思います。
発達障害、自閉症だからといって同じ症状ではないので、非常に難しいですが、やりたいといったことを可能な限りサポートしてあげることかな?と思います。

吉崎莉菜ちゃん(RINA)の絵がTシャツに

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